あっ この感じは覚えていたい

いま読むべき唯一のブログ

4時だ

2020年・第19週

5 月が始まっている。

5 月 4 日(月・祝)

連載第 4 回が無事に公開されました。もう読んでくれたかな?

tokyo.whatsin.jp

試行錯誤を繰り返し、少しずつよくなっていっているのではないかと思っています。

夜、明日さん・shimotsuくんとでオンライン飲み会。ちょうど 1 年前にこの 3 人でオンライン飲み会をして、そのときに来年またやろうと約束を、具体的にはグーグルカレンダーへの登録をしていたのだ。

1 年前と景色はがらっと変わり、今やすっかり大オンライン飲み会時代である。みなさんも、おもしろそうに感じて試しにやってみたり、やってみたらあんまり楽しくなかったり、あるいは意外と楽しかったり、誰からも声をかけられなかったり、オンライン飲み会ならではの面倒ごとにうんざりしたり、たいそうな名前をつけなくてもそんなん昔からやってるわと憤ってみたり、一通り済ませた頃でしょう。おつかれさまでした。

10 万円が給付されたら何を買うかで盛り上がる。3 人とも「旅行」が上位にランクインしていてなんか意外。いや、他のふたりはどうかわからんけど、昔のわたしはまったく興味がなかったので。リアルなことを言うと新しい Mac を買いたいなとかある(10 万円では足りないけど)。クロスバイクはかなりいい線いってるアイディアっしょ。

2 時間半くらい話して、ちょっと間が空いたところで「じゃ、終わりますか」と声をかけたら一瞬で部屋がなくなってウケた。去り際にうだうだしない集まりはよい。いかにうだうだするかを楽しむ、みたいな局面もあるが、ここではない。

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その 1 時間くらいあとだろうか、地震があり、通信障害が発生。ソフトバンクの回線が一時的に死んでいた。わたしはちょうど YouTube Live でスマブラのオンライン大会を観戦していた。ネットが落ちたというツイートをたくさん見かけたし、まさにその大会に参加しているプレイヤーもその中にはいた。今はなんでもオンラインでやるのが正解のようになっているが、本当にそうなのだろうか?

緊急事態宣言の延長は、もはやどうでもいいなって。

5 月 5 日(火・祝)

フィルムカメラが早めに届いたら試し撮りのために出かけようと思っていたのだけれど、待っているうちに夕方になってしまったし、しかも雨が降ってきて、まあそういう日であった。

伝えられた伝票番号を入力したらエラーが出て追跡できなかった。でも確認したところで返事はすぐにはこないだろうな、と思って放置していたから、ワンチャン今日は届かない可能性もあった。そう考えれば全然オーケー。段ボールを確認したところ、伝えられた伝票番号は正しかった。なんだったんだの舞。そういう日。

5 月 6 日(水・祝)

カメラを抱えて外に出る。多少の雨ならものともしない気持ちがあり、できるだけ傘を持ち歩きたくないと日頃から思っている。しかし今朝は家を出ると同時に雨が降り出したのでしぶしぶ傘を持って出た。当然、歩き出すと雨は止む。こうなるのは百も承知だが、傘を持たずに出てしまったら絶対に雨が強くなるのだ。なんなんだ!

カメラのレビューを読んでいると、たまにシャッター音についての言及を見かける。単に好きとか嫌いとか書くのはわかるけど、「セクシー」とか言い出しているのを見ると頭が真っ白になる。届いたカメラはチョーシよさそうである。シャッター音についての感慨はなし。早くフィルム 1 本撮り切って現像に出したいが、天気が悪いとテンションが上がらんし、今日は片手に傘を持っているという最悪な状態なのでなおさら。たぶん終わらん。気長にいく。

普段は通過するだけの駅に好きなラーメン屋の系列店があり、1 年ぶりくらいに行った。わたしがここに行く日、たいてい天気がよくない気がする。すまんのう…。となりと 1 席あけて着席。スタッフの数も絞っていて、いつもより提供に時間がかかっているようだ。全然だいじょうぶですよ。おいしくてパワーがみなぎる。

フードプロセッサーが届いたが、面倒なので今日は開けなかった。

「漢 a.k.a.GAMI」逮捕の報。よく今まで捕まらずにいられたよね、以外の感想がない。

夜、こなもんさんとビデオ通話。今回はネイルを塗る会。それぞれが持ち寄ったマニキュアを見せ合い、どれを塗るか選んでもらう。自分ではあまりやらない組み合わせになって新鮮。ウェブカメラの解像度ではわかりづらいところもあるが、それもまたよし。

マニキュアの乾くのを待っているうち、自然とメイクの話題にうつる。アイラインを塗ってみたいなと思っていたのだけど、相談の末、マスカラがいいんじゃないかという結論に。意外とわたしはまつ毛が長いので…。目力の話をした。カラーコンタクトとか。Amazon Prime Video で観られる『ビューティ ザ バイブル』をおすすめしてもらう。

ちょうどこの日に公開された、邪悪な対談記事について話しておひらき。

5 月 7 日(木)

布マスク、今は 50 枚入りの相場が 2000 円くらいになっているらしい。そんなに短期間で変わるものなんだ。

楽しさよりもかったるさのほうが勝ってしまっていた『あつまれ どうぶつの森』だが、しずえに島の評価を聞いたら ★★★☆☆ とのことで、ようやく我がニュー・チャカポコ島(とう)にもとたけけが来ることになった。

あつまれ どうぶつの森|オンラインコード版

あつまれ どうぶつの森|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/03/19
  • メディア: Software Download

ずっと腰が重かったのだけれど、このまま飽きてやらなくなるのも癪なので、しぶしぶ公園っぽい家具を集めて、後でちゃんと並べようと雑に外に放置していた。そんな状況ではまだまだ島評価の向上は先だと思っていたから面食らってしまった。全然ごちゃごちゃなんじゃが…。しかし、島評価の仕組みはもともと「匿名でこういう意見が寄せられています」という言い方になっているから、ガバガバであることを指摘するのはあまりスジのよいものではない。コンピューターゲームからデジタルの匂いをいかに消すか、に注力してきたシリーズであることを踏まえると、相変わらずよくできているなと感心。反論の余地はなく、完全に開発者の手のひらの上で転がされているだけである。コロコロ。

振り返ると、『あつ森』のプレイがだるくなったのは、評価を高めるために屋外に家具を置け、と言われてからだ。家の外を飾りつけることが、どうにも自分の中で腑に落ちていない。3DS 版の「公共事業」が始まりだとは思うけど、あれはちょっと位置付けがちがったもんな。

どうぶつの森』シリーズのよさとして、「何もしなくてもいいし、好きなことだけやっていい」というのがこれまではあった。家のローン返済を無視し続けるプレイヤーも、あの手この手で完済したプレイヤーも、等しくゲーム内のすべての要素を楽しめたし、ローン返済以外に第三者に強制されるものはなにもなかった。気乗りしないことはやらなくていい、それが徹底されていたからこそ、わたしはこのシリーズを信頼できていたのだ。いたのだよ、ワトソンくん。

『あつ森』ではそうはいかない。まずあれをやれ、次はこれをやれ、といちいち指示を出される。やらなくてもいいけど、やらなければ島は発展しないし、永遠に「島クリエイター」機能は使えない。それはちょっと違う気がするというか、少なくともわたしが『どうぶつの森』シリーズに求めていたものではなかった。 と、ここまで入力して気付いたのだが、『ポケットキャンプ』は完全にお使いに振り切っていた記憶がある。それが肌に合わなくて割とすぐにやめてしまったし、いつかのジャン談でそんな話をした気がする。『どうぶつの森』はお使いするだけのゲームじゃないと思うんだよね、スマホ用ってことでそういう方向に振り切ったんだろうけど、とか言って。でもそんなことはなくて、あそこから変わったんだな。ポケットキャンプと比べればあつ森のお使い感はマイルドになっている気がする。なるほどね。

まあ、シリーズでいちばん売れているようだし、正しい方向転換なんだろう(一個人が売り上げについて言及するのはあんまり意味ないと思っているけど)。結局のところ、多くの人は誰かに指示されたいってことなのかな、だとしたら、ちょっと残念かもね。

5 月 8 日(金)

今日から 3 日間、近所の推しラーメン屋が弁当などを販売するとツイートしていた。土日は混雑しそうだしからと行ってみたら並びもなくスムーズに買物できてうれしい。そしておいしい。食べすぎて腹が苦しい、しかし心はヘルシー。

Amazon で買った美顔ローラーが楽しくて一生コロコロしてしまった。早くも顔がすっきりしてきた気がする。

昨日はなんやいろいろ言ったが、無事にとたけけのコンサートが開催され、島クリエイター機能がアンロックされた。たぬき商店は増築するとのこと。マーサ(かわいい)が引っ越してくることになったのもうれしい。順調やん。月曜午前からずっとカブ価が下がり続けていたことが唯一の懸念点であったが、ツイッターの友人の島にお邪魔させていただきことなきを得た。ローンをガンガン返済していく。

5 月 9 日(土)

朝から歯科へ。歯のクリーニングと治療。のちにド(ドトール)で朝食、電車で移動。

電車の中でよしむらひらく『67年のラブソング (2020 mix)』を聴く。こういうシチュエーション、ずいぶんとひさしぶりだ。こんな言い方をされるのは作家にとっては心外かも知れないのだけれど、先が見えない状況で聴くとよりぐっとくる。聴き手を鼓舞するわけでもそばにいるわけでもなく、なんだろう、ほっとかれてる感じが心地いいのかな。うまく言えないし、明日には全然違う感想になっているかも知れない。

music.apple.com

緊急事態宣言とか外出自粛とか言われても自分たちの生活に直接的な影響はないよね、なんて話をわたしは友人としがちだが(それはとても幸運なのだろう)、たぶん、メディアで目にするような劇的な変化などない人が大多数で、でもひとつひとつは些細なものでも、積み重ねでデカい何かになって、ときに取り返しがつかなくなったりもしてしまうのだと思う。ポケモンで言うと「どくどく」。行政にヘルプを出してもあいつら「まもる」しかしないんだぜ、つって。あんまりうまくはないね。

『聖なるズー』を読む。動物性愛というのはわたしにはまったくなじみのない概念で、本の中に出てくる人のように、それ自体に嫌悪感を覚えるとかは、自分にはないなあ、今のところ。ピンときていないだけかも知れないが。自分の都合だけを押しつけてはいけないというのは当然だけど、動物は人間の言葉を話せないからというのを理由に否定するのは弱い気がする。わたしたちは他者とのコミュニケーションを言葉だけに頼っているわけではないでしょう。誰かを説得しなきゃいけないような場面では無視されそうな意見だが……。

電車の中で本を読むの、めっちゃいいな。

聖なるズー

聖なるズー

池袋には思ったより人がいたけど、駅周辺のデパートなどは軒並み休業していて無だった。初めて見つけたいい感じの喫茶店でアイスコーヒーとチーズケーキをいただき、勢いでコーヒー豆も買い求める。家にはどんどんコーヒー豆がストックされていく。

帰りの電車も空いていた。引き続き本を読んだりうとうとしているうちに目的の駅へ。窓ガラスが濡れているような気がして嫌な予感がしたが、ホームに出るとやっぱり雨が降っていた。予報ではくもりだったのに。天気予報アプリ、予報が変わるのは仕方ないとして(というか正しく観測し続けた結果だと思う)、変わったら通知してくれたらいいのに。あるいはそういうアプリがあったら教えてほしい。

これまでのシリーズと同様に、『あつまれ どうぶつの森』でも土曜にとたけけのライブがある。スタッフロールを眺めていたら友人の名前があり、見つけたことを伝える。デカいタイトルに参加していてすごいぜ。

iPhoneTwitter を見ない生活がかなり板についている。ひさしぶりに Mac を開いたらたくさんの人がハッシュタグで何かに抗議していて何事かと思った。居心地の悪さを感じて閉じた。

5 月 10 日(日)

家から出る気にならず、ひたすらだらだらした。

osicomagazine vol.2の在庫が 10 冊を切っていて驚く。制作を決めたのは去年の 6 月だから、まだ 1 年も経ってないのか。その割にはずいぶん昔のことのように思える。人生を振り返ったとき、きっとこれがターニングポイントになっているんだろう。まあ、本当にそうなるかどうかは、今後の自分次第なんだけど。やれんのか? やる気はあるのか、と言い換えた方が適切かも知れない。今は急にやる気が出たかと思えば一転してすべてにマイルドな絶望を覚えたりするので、なんか違うんだろうなと思う。やる気とかではなく決められたタイミングで淡々と日々続けるのが大事、みたいなのはもっともだしそれができたら苦労しないぜっていう感じ、わたしには無理である。

昨日、何事かと感じた抗議のことを少し調べた。少し調べて興味がなくなったのでその主張が正しいのか判断できず、また居心地の悪さは払拭できなかった。

だいたい 2020 年にもなってハッシュタグで意見を主張するとか時代遅れにも程があるだろ、と昨日初めて見たとき反射的に思ってしまったのだけど、それはわたしの個人的な意見でしかないし、仮に時代遅れの手法だったとしても、別にいいはずなのだ。わたしは中身でなく方法の目新しさを判断の基準としがちなところがある。気をつけないといけない。

……というのを差し引いても、やっぱりピンとこない。いろいろそれっぽい理屈を考えてみたが、数で押すのが好みではないし、芸能人が声を上げなかったら、声を上げたのが全然違う人だったら、どうなっていたんだろう。きっかけとしては悪いことではないのかも知れないけど、どうやったって「悪いことではない」くらいの評価が限界だと思うし、一時的な気分で盛り上がっているだけに見える、そのことばかりが目についてしまう。うまく言葉にできない。シンプルに、怖いなと思った。これは絶対にそう。

夜、あまりにもだらだらし続けてしまったのを反省し、ジョギングに出る。もはや、「やば、今週走ってない」と思うことすらなくなっていた。確認したら 3 週間ぶりだった。すぐ無理になり、2km で切り上げる。

日付が変わってすぐ、ジャンプを読む。『鬼滅の刃』、最後のコマのアオリで「時代は現代へ!!!」とか書かれていて、続きが気になりすぎる。最終回だろうか。

深夜、『大恋愛』の原稿を仕上げて提出。今まで書いたことのないタイプの文章で、なかなか難産であった。

もっと早くやればいいんだけど……。生活リズムは完全に終わった。