2020年12月17日
- 引き続き「刺繍の最中になにを再生するか」問題について考えていく。
- 画面に夢中になってはいけない、というなら音声コンテンツを再生すればいいじゃない、というのは自分でも思うのだけれど。
- ラジオ。もともとは一日中 TBS ラジオをつけっぱなしにしておくような人間だったのだけど、ここ数年の度重なる番組改編や局の方針変更が自分には合わなくて離れてしまった。伊集院光も宇多丸もそんなにピンとこなくなったし、Life もなんとなく聴かなくなってしまった。隙あらば通販コーナーが挟まってくる感じも好きじゃないし、いろんな場面で予算がない感が伝わってくるのに萎えてしまった。あと、鳴り物入りで始まった昼の帯番組「ACTION」が全然おもしろく思えなくて、それがいちばんのきっかけだったかも知れない。
- そんなこんなで少しずつ TBS ラジオではなく NHK ラジオを聴く割合が増えていったのだけど、こちらも年度が変わるたびに好きな番組の予算が削られていくのが明らかで、ええと、もちろん別に予算がなくてもおもしろいものは作れるとは思うけど、まあ自分には番組そのもののパワーがなくなっているように聴こえてたんですワ。
- というような経緯があって、今ではなんとなくゲーム実況を流しておく、というのがデフォルトになりつつあるのだけど、それはまた別の話。
- ラジオじゃなくてもポッドキャストでもいいし、音楽を流したっていいじゃない、という話になると思うんだけど、それについてはまた明日以降、あるいは飽きてきたのでここでおしまい。
- とかなんとかぐだぐだ言いつつ、今日は友だちに以前おすすめされた『憂国のモリアーティ』を観始めた。なんとなく明るいストーリーを想像していたが真逆であった。なるほど、「憂国」…。めっちゃおもしろい!とはまだ感じていないが、このくらいの塩梅のほうが流し見には適している、というのも皮肉な話ね。もちろん、これからどんどんおもしろく感じる可能性はある。
- 都内の感染者数が 800 人を超えた、というニュース。さすがにちょっと驚く。週末、友人と飲酒の予定があったのだけど延期することに。あんまり気にしないスタンスで生きているけど、わざわざ火中に突っ込んでいくのもアレなんで(火中って具体的にどこ?実在するの?という議論はあると思う)。
- いろいろあってロードバイクをゲット。埼玉には駅からは遠い位置にうまいラーメン屋が存在しがちなので、ひとつずつ攻めていきたい。往復の運動量を考えれば実質ゼロカロリー。
- 今日は誕生日で、ここ数年は誕生日を迎えるたびにちょっとエモめの文章を投稿していたが、全然そんな気分ではなくなっている。理由はわからないけど、わたしは自分の直感をけっこう信頼しているので、たぶん正しい。粛々とその時その時の自分がおもしろいと感じていることを精一杯たのしくやっていくだけ。他には何もいらないっショ(巻島さん)。
- ウィッシュリストは置いといちゃお。
- セルフタイマーを使った自撮りがどんどんうまくなる。
2020年12月16日
- 刺繍の最中になにを再生すべきか問題、というのが自分の中にずっとあって、昨日の日記に書いたとおり最近は『弱虫ペダル』なんだけど、どうせならなんか新しいものにチャレンジしたい。
- のだけれど、観たことのないものだと画面に釘付けになってしまい、それでは刺繍が進まない。
- そう考えると、前に観たことのある作品っていうのはちょうどいいのである。しっかりと観なくてもだいたいわかるし、大まかな流れは覚えている中で、忘れていた細かいやりとりなんかをおさらいするのにちょうどいい。
- のだけれど、やっぱりどうせならなんか新しいものにチャレンジしたい……とやっぱり思ってしまって、ループ & ループやね。
- 近所のディスカウントストアに推しの缶チューハイがあるのを見つけてハッピー。
- スカート『アナザー・ストーリー』がめっちゃ良くて震えた。ぷるぷる。収録されているのがいちばん熱心なファンだった頃の曲たちの新録で、なんかいろんなことを思い出した。思っていたより、ずっとじぶんにとって大事な音楽だったんだな。
- アーティスト:スカート
- 発売日: 2020/12/16
- メディア: CD
2020年12月15日
- 先週届いたイヤホン。大・中・小と 3 種類あるイヤーピースがどれも合わなくて(スルッと抜けてしまう)困っていたのだけど、ふと思いついて近くに転がっていたソニー製イヤホンにつけてるピースを外してつけてみたらぴったりフィットして一気に最高になりました。
- 最近は刺繍の最中に『弱虫ペダル』を観ている。前に一度観たものなので、「観ている」という程には観ていないのだけれど。「カップリング」の概念を獲得してしまったので、キャラクター同士のあらゆる掛け合いがそのためのエサに思えてしまうが、これはよくない傾向な気がする。まあ、そのうちどうでもよくなる。
- 上記の話題とはまったく関係なく、わたしの好きなキャラは荒北です。総北が嫌いではないが、箱学が断然好きだな。
- クロスステッチ、けっこう上手になってきた。刺繍糸の扱いがわかってきた。自分にとってちょうどいい長さとか、なるべく無駄づかいせずに済む縫いのルートとか。『ライジングインパクト』というゴルフマンガに、グリーンにあるボールからカップまでのラインが光って見えるキャラがいたんだけど、それ。今やっているものはこれまでにちまちま刺していたアイコンなどと比較すると 24 倍くらい大きくて時間もかかる。長く向き合うことで分かってくることってあるよね。
- わたしは飽きっぽい性質なので、そこまで到達しないことが多いかも知れない、とふと思った。そんなことはないかも知れない。
- クロスステッチでメイクマネーしたい気持ちは今もまだそこそこあるので、ぜひお気軽にご相談ください。服に刺したり額に入れたり、キーホルダーやブローチ、ボタンなどいろいろできます(つくったことのないものも挙げている)。
- ポートフォリオサイトを作りたくなってきた。この冬の課題にしよかな。
2020年12月9日
- 原稿が校了したのでしっかりとパーっとやった。具体的にはラーメン屋でビールを飲むなどした。
- シレン 5plus の本編をクリア。
- クロスステッチに明確な進捗があった。
- #ジャン談最新回の更新もした。
- こうやって羅列するとちゃんといろいろやっててえらいなという気分になるのでこうやって羅列するのはおすすめです。
- cakes の新たなやらかしが話題になっていた。暴露することの是非や内容の信憑性がどれほどかはわからないけど、その記事を同じ会社が運営している note で公開して、自分の記事に「炎上」みたいなタグをつけているのが個人的にすごく気になってしまった。
- 「タグ付け」って物事を矮小化してしまうようなところがあるなと思っていて、深刻な問題であればあるほど、「炎上」とか言っちゃっていいの? と不安になる。
- タグ付けに対する違和感は、具体的にいつのことかは覚えていないけど、はてなブックマークを見ていて、第三者が勝手にそういうことすんのコワ〜と思ったのがきっかけ。その時はたぶん「おもしろ」「ネタ」みたいなタグがついてて、もし自分にとってめちゃくちゃ重要な問題にこういうタグが付けられたらまじ腹立つだろうな、と感じた、気がする。
- という前提が自分の中にはあったので、その記事の書き手が自分でそれをやっていることに驚いたのだが、もちろんその人はわたしではないので、別にいいと思うし、咎めたいとかでは全然ないです。自分ならやらないというだけ。
2020年12月8日
- 修理してもらったゲームボーイが届く。長かったワ。
- 夜、御茶ノ水駅から歩いて神保町へ。新原さんとビールでお茶。1杯ひっかけてからわたしのリクエストで丸香へ。食べ終わってからさっきとは別の喫茶店へ。
- 落ち着いた環境で話すのは初めてであった(何らかのイベントでちょっと立ち話したり、最近はオンラインで話す機会が少しあった)。しかし、おたがい Twitter が得意なので特に話題に困ったりはしないのであった。
- YouTube アプリを眺めていたら『弱虫ペダル』のアニメの、自分がまだ観ていないシリーズの存在に気付く。手嶋さんが真波山岳と熱い戦いを繰り広げるところまでは観ていた。次はこれいくか……。
- 以前の職場が秋葉原にあったので、神保町周辺はちょっとなじみがある。ひさしぶりに来たような、いやいや割と最近来たような気もするぞ、と思いながらせっかくなので解散後にひとりで散歩してる時、たぶんここでいう「割と最近」は 1 年前の TRANS BOOKS のイベントだって気付いて少しヒヤッとした。そうだよね〜、歳をとると 1 年前なんて昨日みたいなもんだよね〜。
- スマートレターがほしくて目についたコンビニに片っ端から入るが全然みつからない。5 軒目くらいでようやく手に入った。
2020年12月7日
- 『チェンソーマン』、来週で最終回か〜。最初から最後まで高いテンションを保ったまま駆け抜けきったな〜。あと 1 話あるから、まだ分かんないですけども。
- 今日はシレンの進捗がいい感じでした。すずめのおやどってまったく記憶にないんだけど、おれは DS 版はどこまでやったのか。もう何も覚えていない、覚えていないんだ。
- ゲームをやると刺繍ができない。並行してちょっとずつ全部やるのが苦手、あるいは慣れない。努力できるのも才能、みたいな言い方あるけど、習慣化に関してもまったく同じことが言えるよな〜。
- 原稿を提出し、依頼を受けて製作していたクロスステッチが完成したのでいい日。明日はパーっとやりたい(と書いて本当にパーっとやることはあまりない)。
2020年12月6日
- 朝から姪に遊んでもらう。
- 昨日の疲れが残っている、というのとはちょっと違うんだけど、今日も元気に出かけると昨日の疲れが疲れとして確定してしまう気がしたので、できる限りだらだらして、夕方に出かける。
- 2021年のスケジュール帳、35mm フィルム、コーヒー豆などを購入。最近、よく行くロースターのスタッフの方が話しかけてくれるようになった。新しく入荷した豆のことなどを教えてくれて楽しい。
- 何度も言っている気がするけど、認知されるのが苦じゃないタイプの人間なので全然だいじょうぶです。
- メルカリで買ったゲームボーイ、ようやく相手に届いて、早速修理してくれたらしい。感謝。
- 先月買ったフィルムカメラ、ちょっと分かってきた感がある。
2020年12月5日
- なんか昨日の日記は攻撃的だったな。
- 起きたら雨。冬の雨 is 最悪。これ、芯まで冷えるやつじゃん!
- 日本橋へ。JR で育ったわたしは私鉄各線や東京メトロに苦手意識があり、今日もちょっとだけ気が重かったのだけど、なんてことはない、東京駅から歩けばいいんだね。
- ただ、この「歩けばいい」「歩いたほうが近い」も東京の罠だとどこかで思っている。いくらかは慣れたが、埼玉県民であるわたしがこの感覚を完全に自分のものにすることはできないんだろうな。
- まあ、都道府県とかで分けて考えるのダサい説はありますけども。
- 本来の目的であるイベントの前に、ずっとちょっと気になっていた誠品生活日本橋に行った。想像の何倍もふつうだった。台湾ビールはちょっとほしかったけど、この後にまだ用事があるなかで持ち歩くのはだるいので買わなかった。ここじゃなくても買えるだろうし。
- 本を2冊購入。
- 最初の目的地であるCITANへ。グッドミュージックとビール、いいもんですね……!
- デフォルトではそういうのを醒めた目で見てしまいがち、だけど嫌いではないはずなので素直にそう思えたことにちょっと安堵。ビールを 2 杯とフライドポテトをやる。『人類堆肥化計画』を読み進める。まだまだ序盤で何かを語れるところまでたどり着いていないが、「どっちもある」感じがここちよい。
- 1 時間とちょっとで CITAN を出る。東京駅に戻りたかったのだけどいい感じの交通手段が見つからず。徒歩。30分くらいで着いた。東京駅前のオリンピック開会式に向けたカウントダウンオブジェがまだ動いていて意味がわからんかった。とりあえず1年後に向かっているのだろうか。
- 急に思いついてアップル丸の内へ。20時を過ぎている(閉店は21時)。「予約してないんですけど、iPhone を買いたくて……」とスタッフに伝える。どのくらいになるかお約束はできませんが、30 分くらいお待ちいただければ入れるかも知れません、という回答をいただいた 3 分後には入店できてウケる。
- 今まで使っていた端末の下取りにも無事成功し、新しく iPhone 12 mini を購入。もう海外版とかどうでもいいんじゃ。
- ほしかった黄色のレザーケースが在庫切れだったのがやや心残りだったが、赤いのもめちゃいい感じなのでよしとする。
- 自分でものごとを複雑にさせておいてそれが面倒になる、というのをやりがちな気がする。
- 感染症対策で店内に長く留まれないことになっているので、データ移行はせず。もはやいつぶりかもわからないくらいにひさしぶりの、使えるスマートフォンが手元にない状態での電車移動。当然モバイル Suica もないので切符を買うんだけど、東京駅から自宅最寄駅までの運賃、券売機で切符で買うほうが数円安くて驚いた。切符を買うより安く済むのが Suica の優位性だと思ってたんだけど……。
- 電車の中で読んだ『スナップショットは日記か? 森山大道の写真と日本の日記文学の伝統』というリトルプレスが大きなヒントを与えてくれた。取り急ぎ、ドナルド・キーン『百代の過客』を読まないといけないっぽいぞ。あと、森山大道について自分には漠然とした「スナップショットの人」という印象しかなかったので、どんな経歴で何を考えて写真を撮っているのか概観できたのも有意義だった。
プライバシー・パラドックス データ監視社会と「わたし」の再発明
- 作者:武邑 光裕
- 発売日: 2020/11/30
- メディア: 単行本
2020年12月4日
- 昨日のワインが効いている。早朝、少し気持ち悪くて目が覚めるも気合で再び眠る。
- ヤマト運輸から電話。間違えて届けてしまった荷物について、めどが立ったので再配達の手配をするとのこと。ちゃんと届けてくれるならいいですよ。
- たまたま目に止まったカルチャー系メディアのインタビュー記事で「偏愛」というキーワードが出てきてウワーッと思ってしまった。カルチャーの人たち「偏愛」って言いすぎじゃないか、というわたしの中の問題意識は大きくなるばかりである。そういう切り口しかないの……?
- ちょうどいま、「偏愛」をテーマにした文章を書こうとしているのだけど、考えれば考えるほどわからなくなる。
- 『鬼滅の刃』最終巻。描き下ろしがとてもよかった。やや唐突感のあった最終回もきっちりと補完されていたし、最後の作者コメントの誠実さに胸を打たれまくってしまった。
- 巷に溢れる「なぜ『鬼滅の刃』はヒットしたのか」みたいな記事についてはうるせえなという気持ちしかないし、そういう尺度でしかものごとを語れないのだとしたら、かわいそうだなとも思う。
- 最終巻での作者のコメントを読んだら、そういう周囲の雑音には一切耳を貸さずにただ読者のことだけを考えているんだなと感じられて、うれしかった。
- シレン 5 plus、フロアを移動したらフリーズして、どうにもならないのでリセットしたらきちんとセーブせずに電源を切った扱いになって最悪の体験だった。オリジナルは 10 年前なのにまだそんなバグ残ってるの……。
- あとやっぱ夜システムはだるいな〜。リスクばっかでリターンがないように感じる。序盤がそうなだけで、そのうちなんかいいことありますか?
- 最近また iPhone から Twitter クライアントを削除して、かなりチョーシいいですわ。
2020年12月3日
- 夜、母親と妹ふたりがカラオケ居酒屋的なお店に出かけた。わたしは夕飯を済ませちょっとシレン 5 をプレイしてから、顔を出しに。
- 正しいタイトルは『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス』。10 年くらい前に DS で出た時にもやったはずなんだけど、何も覚えていない。個人的に思い入れの強いのはスーパーファミコン版の初代とゲームボーイカラー専用だった『砂漠の魔城』かなあ。64 版もやった、3 や『アスカ見参』は未プレイ。
- 買うまではかなり侮っていた。紹介映像やスクリーンショットを目にするたび「2020年にこのグラフィックか……」などと思っていたが(もちろんグラフィックがそこまで重要なタイトルではないけれど)、いざ遊んでみると全然気にならない、むしろめちゃ描き込まれたドット絵は職人芸と言ってもいいレベルではないでしょうか!
- 操作性、いいですね。ストーリーもぎゅっと圧縮されていて「いいからさっさとダンジョンに潜らせてくれ!」というせっかちなプレイヤーも大丈夫。アイテムの説明文がスベっているのは気になるけど、引っ掛かるところは今のところそれくらいかなあ。進捗としてはまだ序盤も序盤、「過去の塔」「現在の塔」を攻略しただけですが……。ダウンロード版なら 3000 円くらいだし。
- ゲーム中に仕込まれている開発スタッフからのメッセージを YouTube で見た。「世間で評判がいいとされている初代、64版、アスカ見参を超えるような新作を作りたい、そのためにぜひ声をあげてほしい」とのこと。こういうのは応援したくなるね。すてきGOOD。
- カラオケ居酒屋的なお店の話へ戻る。
- 母親と同い年という女性に妙に気に入られる。「昔、付き合っていた人の名前もひろしだった」とか言ってる。フンフン、そうですか。いや、別にどうでもいいけど……。こういう時、相手や周囲を気づかって話を聞いてあげる、みたいなことをあんまりしたくないので(ちょっとはやる)どうしたもんかな〜と思っていたが、ストレスがマックスになる前に終わったのでよかった。
- よかった、っていうのは君たちのことを思って言っているんだよ。
- ところで、その女性が妙にツヤっぽい曲を歌ってた瞬間があって、最初誰の曲かわかんなかったんだけど藤井風だったのでめっちゃ驚いた。そういうレベルで流行っているの?
不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス -Switch
- 発売日: 2020/12/03
- メディア: Video Game