怒っているから声を荒げるのか
9月22日(日)。
屋上で知り合った松岡さんと高円寺へ。古着屋めぐり。予算1万円でオシャレになるぞ。
ここ数年、無印とユニクロでしか服を買っていなかったので、目に映るすべてがフレッシュ。松岡さん、たしか20歳になったばかりで、15くらい離れているわけだけど、そんなのは全然関係なく、終始キャピりながら服を見てはおたがい好きなことを言い合って、めちゃくちゃ楽しかった。ありがたや…。
途中、目についた喫茶店で休憩。入口に「静かに過ごしてね」的な注意書きなどがたくさんあってちょっと怯んだのだけど、それで逆に興味を引いたのもあって入ってみる。神経質なスタッフに一挙手一投足なにか言われたら辛すぎて暴れてしまうな…と思っていたけど全然そんなことはなかった。そもそもおれたちはじゅうぶんに社会性を備えているし。
お店の要請に従って、いつもよ小さな声量で話した。ふしぎなもので、小さな声だと心が穏やかになって、会話の内容も落ち着いたものになる。ふだんよりいくらか思慮深くなったような気がする。怒っているから声を荒げるのか、声を荒げるから怒ってしまうのか。紅茶とケーキ、大変おいしゅうございました。
お茶のあとにも少しぶらぶらして、夜に解散。健全。
歩き回ってけっこう疲れたのか、帰りはめちゃくちゃ乗り換えに失敗しまくってしまった。目的の駅に停まらない電車に乗ってしまったり、引き返すのもスムーズにいかなかったり。それから、電車の中でtakawoさんに勧められた『地の轍』を読んでいたら、けっこう胃にくるストーリーで、気持ち悪くなって途中下車。素直に帰れば1時間ちょっとで済むはずなのに、3時間近くかかってしまった。いつかいい思い出になればいいんだけど。