あっ この感じは覚えていたい

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ぼくは機械に弱くないので

12月15日(日)。

「屋上と短歌05」のために西日暮里へ。

駅に着いたら、「西日暮里スクランブル」なる商業施設がオープンしていた。「SPICESH」というお店のカレーがおいしそうだったので食べてみる。

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いいですね。食べ終えて会計を済ませるとき、店員におしゃれですねと言われてホホホ…となる。2019年に獲得した語彙のうち、もっとも気に入っているかも知れないな、「ホホホ…」は。

他の店もざっと眺めてみた。本屋の棚がスッカスカで残念なのでもう少し経ったらまた見てみたい。あとは2階の立ち飲み屋が気になる。

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そんな感じでいざ屋上。歌会。

今日はあまり身が入っていなかったな、とまずは反省を述べたい。これまで、脊髄反射的に募集があるたびに申し込んできたが、万全の状態で臨めないのであればそのスタンスは考え直したほうがよいのかも知れない。でも行ったら楽しいんだもんな……。

以前の日記に書いたとおり、今回は誰からの投票もなかった。解釈を拒まれているような気がする、という評にそのとおりやな……となる。メロディーがついていたらまた変わったのかも知れないけど、などと規定から逸脱したようなことを思う。

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昨日買ったおまんじゅう。味はまあふつう。

歌会が終わって少しのんびりしたのち、明日の「わたしたちのやっていき 2」に向けて、osicomagazine vol.2についての資料づくりを始める。昨日ハンズで画用紙やらカッターやらを買い求めていたのはこのためだった。コンピューターで表示するためのスライドを作ってもいいんだけど、それよりはちょっとインパクトのあることをしたいという下心があり、スライドの内容をまとめた小冊子をつくったらステキなんではないか、と前から思っていた。前から思っていたのに実際に手を動かすのは前日、というのは完全にぼくの悪いところだが、仕方ない。勝算があったことの裏返しでもある。本当よ。

イベントはすぐに予約がいっぱいになったから、おそらくは意欲的であろう、せっかく貴重な時間を割いて話を聞きに来てくれる方々への感謝の気持ちはめちゃくちゃあってそれに報いたかったし、一方で、個人的な欲望として、本(のような体裁のもの)をつくりたいと思ったときに業者へのデータ入稿でないフットワークの軽さだけでいけるような態勢も獲得しておきたかった。まさに資料内で言及しているのだけど、自分でやってみると、意外とうまくできたり、反対に当初思っていたより全然できなかったりすることがあって、そういう得意・不得意を把握しておくこと自体が役に立つと考えていて、それで試してみたかった、というのもある。考えれば考えるほど、やったほうがいいという結論にしかならなくなっていった。

具体的には、A5サイズの冊子をつくりたい。家から持ってきておいたA4用紙を4つに折ってどこが何ページにあたるのか、対応表をつくる。最初は16ページのつもりでいたけど、無理そうな予感がしたのですぐ8ページに変更。9月1日のリリースパーティーでつくった資料を参照しながら、大事そうなことを選んで書いていく。リリースから3ヶ月が経ってわかったことや考えの変わったことなども盛り込む。当初はBUMP OF CHICKENFLAME VEIN』のブックレットのようなものを目指していたのだけど、全然そんなに描き込む余裕もパワーも時間もなかった。これも学び。

19時すぎから原稿作成を始めた。22時には製本作業を始めたかったので原稿の締切は21時30分に設定。終わらせることを優先し、きちんとそのとおりにできた。A4用紙が2枚、本文8ページ。これをセブンイレブンのマルチコピー機で両面印刷し、入手しておいた画用紙を表紙にする。コピーを取りに行っている間に、歌会に参加していたちぇるしさんと、歌会の見学にきていたtadahiに画用紙のカットをお願いする。ありがたや……。

ぼくは機械に弱くないのでミスなく両面印刷を完了し、試しに2部ほど製本してみる。中綴じ用に回転機構を備えたステープラーがめちゃくちゃ便利。あらかじめマニキュアを塗っておいた芯のおかげで、留めたときの見栄えもいい感じ。最後に角を丸くしたらかなりよいものになってしまった(しかし画像はなし)。

このまま作業を続けたい気持ちもあったが、帰る際にバタバタしそうなので、その2冊でおしまい。うまくいくということがわかったので、あとは帰ってから自分でやることに。お礼に、と——値するものか謎だが——できた冊子をふたりに渡す。喜んでくれてうれしい。

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これは作業の途中に食べたポトフ。