死体が喋っている
日記を書いてはみるものの、ブログ記事として投稿する気になれず、なんとなく渋っているうちに旬を逃し、結局 SSD と iCloud の肥やしにしかならない、というのがここ数ヶ月続いている。2019 年は元日から大晦日までの 365 日分、意地と気合で日記を更新したけれど、あれはただの奇跡で、今やそのような情熱やパワーはすっかり枯れてしまった。
思い立った瞬間に、気になる場所に出かけて、知らない人と出会い、新しいことにチャレンジしてみる。やや大げさに表現するならば、それらがぼくの生きる理由と目的で、だからこそ日記を書けたし、未来に期待することもできた。
そのための自由が失われてしまった今、新型コロナウイルス感染拡大に起因する社会の変化に、ぼくはすでに殺されているのだ。死体が喋っている。なるほどね。それならあの頃の憂鬱な日々にも納得。でも、僕は死ぬように生きていたくはないし、梅雨だってようやく明けたし、何より殺された状態でい続けることにはもう飽きたってわけ。
ということで、以上、もう一度生き直すぞ、という決意表明でした。