2020年・第37週
けっこう調子いいですね。
9月7日(月)
- うっかりスプラトゥーンに夢中になってしまい、寝るのが 3 時くらいになる。
- なのに 3 時間くらいで目が覚めてしまい、しかも起床即激腹痛。心当たりはある、昨晩 6 時間くらい放置したコーヒー牛乳を飲んだこと。トホホ……。
- コーヒーゼリーを仕込んだが、はっきり言ってあまりにも簡単なので飽きてきた。でもまだ追求すべきことはあり、今いちばん関心があるのは固さについて。自分の理想を追い求めようとするなら、本当はここからが本番なんだろう。
- 自分はとにかくそういう、細部の作り込みみたいなものが苦手である。あまり興味が持てない。だいたいそれっぽくなってるんだからいいじゃん。昔は自分がそういう人間ではないことに劣等感を抱いていたけど、今は気にしなくなった。彼らには見えない景色をわたしが見ることもでき、それらはどちらも尊いものなのだ。
- これ(人生)は、わたしが様々なものへ折り合いをつけていく物語。
- 原稿が公開されて笑顔。今回の見どころはずばり、『銀魂』への言及がデータ紹介に留まっているところ。冗談ですよ。 tokyo.whatsin.jp
9月8日(火)
- ゲームボーイカスタムの旅は果てしない。先週末にヤフオクで落とした(久しぶりに使ったなあ)ゲームボーイアドバンスが届いたので、分解して基板を取り外し、IPS 液晶に接続してみる……も先日と同様にまたゲームが始まらない。届いた時点での動作は確認したなので、基板に問題はない。この間、基板が逝ったと判断したけど、問題はリボンケーブルだったのか……?
- それじゃあ、こないだ逝ったと判断した基板は本当は動くのだろうか。今日届いたアドバンスの液晶につなげてみるが、これはこれでまた同じ症状に。結局ダメなんか〜い。まじ疲れる……。
- そもそも状態のよいゲームボーイミクロがあるし、DS Lite でも動くし、初代ゲームボーイアドバンスにこだわる理由はない……のかも知れないけど、合理性だけでは考えられないのが人間のおもしろいところだから。もうちょっとだけ続くんじゃよ、とまた液晶セットを AliExpress で注文。まったく懲りない男だぜ。
9月9日(水)
- 朝 5 時すぎに目が覚める。いつもなら即二度寝なんだけど、気合いでちゃんと起きてみる。これは坂口恭平の言葉に感化されて。『自分の薬をつくる』けっこう楽しく読めました。
- ぼーっとしているとたぶん結局また寝ちゃうから Mac に向かう。p5js のこと、だんだん掴めてきつつある。以前、ゲームボーイのカスタムやクロスステッチを例に「ただゴールを目指すだけでは物足りない」というようなことを書いたが、クリエイティブコーディングってやつは割とよく予想外のことが起きるので楽しい。どちらもバランスよく摂取していきたい。
- 昨日「状態のよい」と書いたゲームボーイミクロ、ひさしぶりに起動したら十字キーの左と A ボタンの反応がよくない。ちょっと強めに押し込む必要がある(おしこまん!)。これは放っておくわけにはいかないと(心で)立ち上がる(実際は座ったまま)。
- ネジを失くしかけたくらいで、滞りなく分解・清掃・再組み立てを済ませることができた。最近なにかしらぶっ壊し続けていたので、なにごともなく終わってうれしい。やはり鬼門は半田作業なのか……。分解の手順は iFixit を参考にした。便利。実際にやったのは、エアダスターでシェルの内側や基板にたまった埃を吹き飛ばし、無水エタノールで基板を拭く(反応の悪い接点部分を特に念入りに)、ボタンとゴムを洗う、って感じです。
- 夜、ひさしぶりに飲酒したらバチバチに酔っ払った。
9月10日(木)
- 昼過ぎ、ものすごく眠くなってしまう。16 時頃、仮眠をとるつもりで少し横になっただけ、のはずが目が覚めたら 19 時で笑う。まだ笑える。
9月11日(金)
- 昼、近所のとんこつラーメン屋でチャーシュー麺 + 替え玉。チャーシューが肉厚かつ脂身がそれなりにあり、ふつうにおいしいんだけどまあまあ胃腸にダメージ。
- 今日もずっと眠かったけど、いろいろがんばった。
- 大島さんのとこからコーヒー豆が届く。
- 刺身食いて〜という気持ちになる。どうする⁉️
9月12日(土)
- 土曜は元気。
- 刺身食いて〜という気持ち、起きたら一切なくなっていた。
- 春から通っている歯科でクリーニング。2500 円くらいかかった。今日は下の歯だけで、上の歯は次回とのこと。意味不明だったから検索してみると、どうもいっぺんにやると健康保険が適用できないらしい。ふーん。
- 旅行の予定があり、ホテルを予約。
- ネイルズインクへ。秋の新色をチェックしに。下調べをせずに行ったが、店員さんのナイスなアシストもあり、今の気分に合ったものを手に入れることができた。今の気分 = 落ち着いた雰囲気。
- またもや ALLEY COFFEE へ。3 週連続である。ランチ、レギュラーメニューを食べたいんだけど、週替わりの限定メニューが魅力的でついついそっちに引っ張られてしまう。つまり、週 1 の頻度では足りないということか……?
- 食事を終え、アイスコーヒーを飲みながら若松英輔『考える教室 大人のための哲学入門』(NHK 出版、2019年)を読む。昔から哲学には関心があり、定期的に学ぼうとしてみては難しくて諦めていた自分(こんなんばっかりだよ!)だが、これでようやくとっかかりが掴めたような気がする。
- 全 4 章から成っていて、各章につき 1 冊、プラトン『ソクラテスの弁明』、ルネ・デカルト『方法序説』、ハンナ・アレント『人間の条件』、吉本隆明『共同幻想論』を取り上げている。各章の内容はもちろんのこと、以前の章で取り上げた内容を受けて解説する構成もよかった。
- 自分はなぜか知らないけど、こういう、積み重ねられてきた歴史の上に成り立っている、という構図に憧れがある。あまねく学問というものはそういうもので、だからわざわざ言うようなことでもないとも思うのだけど。これは自分のコンプレックス——というほど大げさなものでもないけど——に起因しているんだろうな。
- 『人間の条件』読みたいですね。
- 最後、「おわりに」に書かれていた読書ノート制作をすすめる文章にグッときたので、やることにした。最初に書くのはもちろんこの本についてだぜ! 善は急げ、ノートを買った。書くのは明日にしちゃおっと、なぜならグッときた言葉たちがどこにあるのか完全に見失ってしまったから……。
- こういうのとか。
「個人の奥にいる人間への信頼」
— tha おしこまん🦊 (@osicoman) 2020年9月12日考える教室 大人のための哲学入門 (NHK出版 学びのきほん)
- 作者:若松 英輔
- 発売日: 2019/03/25
- メディア: ムック
9月13日(日)
- 昼、金曜に行ったのとは別のラーメン屋でとんこつ。ビールもやる。昼に飲酒をすれば寝るまでには分解されるから大丈夫。大丈夫、とは。
- ちょっと『トマトアドベンチャー』をやってみた、ドトールで。
- 今月は節制モードでいきたい。やれんのか! と思っていたが、なんだかんだでもう 1 ヶ月の約半分が終わったわけだし、いける気がしてきた。
- (言葉にすると陳腐だが)自分はあまり既存のルールや伝統的なやり方に頓着しないところがあるのだけど、その性質は自分が左利きであるというところからきているのかも知れない。
- 小学校の授業で初めて習字をやった時、左利きでトメ・ハネ・ハライをこなすのがまじ難しくて、正しい・美しい・理想的とされているものがこれほどまでに右利きに最適化されているのか、と衝撃を受けた。自分の中にずっとある、多数派への違和感のようなものはこの時に生まれたのかも。
- 万年筆やガラスペン、インクなどに興味を持つようになり、たまに SNS(主に Instagram)でそういうのが好きな人たちの投稿を眺めている。そこには名著の一節を書き写すカルチャーがあるようで、アップされているものはたしかに綺麗なんだけど息苦しくも感じられて、それでさっきのことを思い出したってわけ。