やさしい力はどこにある

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偶然その近くにいた人だけが

11月5日(火)。

夜、なんとなくマ(マクドナルド)へ。ド(ドトール)は21時閉店だが、マは24時までやっているし、こっちのほうが家からは近い。ふらっと行くには都合がいい。

誰かが何かを告知するときに「ふらっとお立ち寄りください」なんて言うけれど、そういう場所に本当に「ふらっと」立ち寄った人はどのくらいいるのだろう。電車に乗る必要がある時点でもう「ふらっと」とは程遠いとぼくは感じる。たまたま近所に住んでいる、あるいはまったくちがう用事で偶然その近くにいた人だけが「ふらっと」立ち寄り得る。

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ふらっと行ったマで三角チョコパイ。1年中メニューにあってほしいんだけどな。カバンから、山階基『風にあたる』を取り出す。ずっと積んでいたけれど、積んでいたおかげで思い立ったときすぐに読める。つまり積み得。

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いいなと思った歌に付箋を貼る。読み進めるごとに、風に「あたる」なんだなあ、と思う。「吹かれる」のでもなく、「負けず」などと言い出すのでもなく、ただ「あたる」。やさしい言葉で描かれた瞬間の奥底に揺るがない強さのようなものを感じる。

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帰りにセブンイレブンポケモンシールドのダウンロードカードを買った。昔は予約特典のフィギュアと本がほしくてダブルパックを予約したりもしていたのに、もうそこまでの情熱はない。

ポケモンって、当初は良くも悪くも日本の伝統的なRPGという雰囲気だったのだけれど、X・Yあたりから、世界観や物語も、ゲーム自体のシステムも、世界中のプレイヤーが楽しむゲームとしての責任をきちんと引き受けつつ、これまでに積み上げてきたものをひとつひとつていねいに問い直して作られている印象があって、すごくいいなと思っている。今作の舞台はイギリスがモチーフになっているらしい。自然もあれば、バッチバチに工業の発達したエリアもあったりして、そういう場所でどんなストーリーが展開されるのか、けっこう楽しみ。

ポケモンのストーリーに期待するなんて昔は考えられなかったんだよ、とおじさんは思うのであった。