あっ この感じは覚えていたい

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つるむのでも馴れ合うのでもなく

3月30日(土)。曇り。出かける予定があるし雨予報だったから降らなくてよかった、と思ってたら夜にやっと降ってきた。傘を持って出ていてよかったね。

松本さんと5年ぶりくらいに会う。日暮里で待ち合わせて、適当に街を散歩しながら積もる話を。

もともと、インターネットでもそんなに積極的に交流があるわけでなく、さっき言ったとおり実際に会うのも5年ぶりとずいぶんご無沙汰なのだけれど、びっくりするくらい会話が弾む。ずっと楽しかった。

松本さんの人柄や職業人として積み重ねてきたものによるところがきっと大きいのだけれど、どんな話題でも拾ってもらえる安心感がある。その上で、これは偶然なんだけど、それぞれが社会やその他のいろいろなものに対する違和感や憤りやつらさ、それらを踏まえての人生の動かし方に共通する点がたくさんあるように感じられて、こんな言い方はおこがましいのだけれど、同志のような存在だと思った。仲がいいとか、楽しいとか、そういう要素も当然あるんだけどそれだけではない感じ。つるむのでも馴れ合うのでもなく、自分で決めた場所に今日も立っている様子が見えて、それが何よりもありがたい、というような。うまく言えないけれど、そんな風に感じられる人はパッと思い浮かばない。自分もそうであれたら、いいんだけど。

夜はすっかり(自分の中で)おなじみの屋上へ。もともとは「屋上に行ってみたいです!」と松本さんから連絡をもらったのが今日のもろもろのきっかけなのであった。楽しんでくれていたようで何より。

朝から畑仕事などでおつかれの松本さんを見送り、自分はなんとなくだらだらと居続ける。たまたま隣になった方に「おしこまんさん…ですか?」「爪が塗ってあるのを見て確信しました」と話しかけてもらえたり、スタッフの方に「@yamaWalkerさんとお友だちなんですか?」と聞かれたりする。ありがたい話である。地道に種を蒔いた甲斐があった…!みたいな謎の感慨を食らう。種ってなんなん。

この日はバーチャルろくろ展示の最終日。販売中の器たちも展示物といっしょに撤収とのことで、買い求めるチャンスは(今のところ)今日しかない…! 散々悩んだ挙句、「葉っぱが生けてあるからお店のものなのかな、でもこのかたちがいちばん好きなんだよな〜」と思ったものを購入できるか聞いてみた。オッケーとのこと。やったね。確認はし得。

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「バーチャルろくろ」については橋本商会さんのエントリーが詳しい。

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