やさしい力はどこにある

いま読むべき唯一のブログ

譲れない/退いてはいけない

3月27日(水)。めちゃくちゃに晴れ。

こんなにも天気がよくて、その上ずっと引っかかっていた仕事も片付いているという状況でブチあがらない人間がいるだろうか。ちょっとあんた仕事の愚痴ばっか書きすぎだよ、ってそれ自分がいちばん思ってますから! なんて風にテンションが高まってしまうことさえ愛おしい。

昼。ごきげんな気持ちで散歩がてら近所のパン屋に向かっていたら、西の方に暮らす友人から「おしこまんは憤りマニキュアおじさんとしてキレ散らかしてほしい」というメッセージが不意に届いて、笑ってしまう。昼休みに話したりしたんかな。しかしキレ散らかす必要性は個人的にも感じていたことであり、背中を押してくれたような気がして頼もしい。

この文章は冒頭で宣言している通り3月27日の日記ということになっているけれど、入力しているのは4月1日、ちょうど THA BLUE HERB の全楽曲が Apple Music や Spotify などの音楽ストリーミングサービスで解禁された記念すべき日であり、ぜひみなさんには『孤憤』を聴いてほしいんですよね。

ここで歌われている「クソなライターは不釣り合いなペンでただ内輪ってだけでクソな曲しかねえクソみてえなチャートを毎月毎月つくるんだろうし」みたいなことは、リリースから20年以上経った今でもそこら中に溢れているように見える――もちろんヒップホップや音楽に限った話ではなく、そして SNS によって今のほうがよっぽど簡単に見つけられてしまう――し、自分のポジションを維持するためだけに時代遅れの価値観を振りかざして悦に入っているような人間に対しては「こっから先てめえらはゆっくり追い詰められる 黙殺しようと思っても不可能だ うんざりするくらい目の前飛び回ってやる」という気持ちで力の限り抵抗していきたい。

べつに他人が何をしていたって基本的にはなんだっていいしどうでもいいことでもあるんだけど、それはそれとして生きていく上で譲れない/退いてはいけない類のものもたぶん絶対あって、自分にとってはこういうことなのかなと思っている。