あっ この感じは覚えていたい

いま読むべき唯一のブログ

昼からずっと横

3月13日(水)。晴れ。よい天気が続くことだけが救い。

甘えだろうがなんだろうが、今日は昨日以上にあ〜もう無理無理ぜんぶ無理! という気持ちが爆発してしまい、昼からずっと横。

そうしながら、『ルポ 「つけびの村」』を読んだ。

note.mu

全6回のうち、第2回までは無料で読める。それ以降は各回100円。400円支払う価値はあると思うよ。

いま自分の住む実家の周辺も、ここまでではないけど同じような空気があって、実際に例えば母は近所の噂話が好きで、何かあると友だちネットワークを駆使して情報を集めようとする。近所に住む議員の方と仲がよいみたいで、その人に聞けば一発だ、みたいなことを言って「まじかよ」としばしば辟易するが、今さらそういう性質を変えようという気にもなれず、最近は何も言わないようにしている。それは普段ぼくが生きる上で考えていることとは真逆の態度だったりするが、家族についての話はむずかしいね。ところで、もし母のような性質がこの街で生活する上での基本的な態度だとするならば、ぼくもその対象として消費されているのかも知れない。自室で仕事することがほとんどだから、平日の昼間からその近所をうろうろしているわけで。金髪だったり、最近はなぜか爪に色がついてたりもするし。これこそ、知らんけどだけど。余談が過ぎた。

つけびして 煙り喜ぶ 田舎者

この事件を報じる上で欠かすことのできなくなってしまったこの言葉の持つ意味、容疑者の希望と挫折、閉鎖的な集落独特の異様な空気感、未だ語られない秘密、そしてなにより、こういう村が現実に存在する事実…。まじで小説より奇なやつだった。そしてやっぱり、ぼくはこういう話にどうしても惹かれてしまうな。なんでだろ。