好き度が急上昇
2月25日(月)。晴れ。
ジャンプ読んだ。
最新作『ALL THE LIGHT』についてのものだけでなく、過去作に関するものも含めてGRAPEVINEのインタビュー記事を読み漁っていたら、いくつかの媒体で田中和将が「これだ、と言い切ることができなくて、そういうことを書こうとすると自分でツッコミを入れてしまう」というような話をしていた(要出典)。
最近の『チェンソーマン』を読んで、もしかしたら藤本タツキと田中和将は同じ性質なのかも知れないと思って、もともと嫌いではなかったけれど、ここにきて自分の中での好き度が急上昇している。今週の、主人公・デンジに結果的に命を救われた市民の声が感謝の言葉だけでないのも、前回の
「み〜んな俺んヤル事見下しやがってよお……」
「復讐だの」
「家族守りたいだの」
「猫救うだの」
「あーだのこーだの」
「みんな偉い夢持ってていいなア!! じゃあ夢バトルしようぜ! 夢バトル!!」
「俺がテメーをぶっ殺したらよお〜…!」
「てめえの夢ェ! 胸揉む事以下な〜!?」
っていう一連のセリフも(デンジは胸を揉みたい一心で敵と戦っている)、それを週刊少年ジャンプでやっていることもぜんぶ、きれいごとにツッコミを入れてしまう性分によるものだという気がしている。
これは蛇足だけど、自分にも似たところがかなりあって(数ヶ月前にそれについてのエントリーを書いたしね)、そういう意味でも関心を持ってしまう。『ファイアパンチ』もちゃんと読もっと。