おれは「気がする」って書きがち
1月15日(火)。くもり。午後に少し晴れ間が見えていた気もする。夜、外に出たら道路が濡れていたが雨が降っていた覚えはない。
土日のどちらかは家でゆっくりするのがいいと思っているのだけれど、3連休にずっと動き続けていたものだから、疲労であんまり使いものにならなかった。若くないなどと思ってはいないが、それはそれとして身体には適度に気をつかわねばならない。まだまだ生きるので。
最近は佐久間裕美子『my little new york times』を読んでいる。その瞬間に他人の人生を生きられることが読書の醍醐味だとしたら、人の日記ってのはその最たるものなんじゃないか。トランプが大統領になっているアメリカを生きるってどういう感じなんだろうな。そこに興味があって買ったんだけど、今のところ印象に残っているのは「肌断食」という言葉だったり、「日記ってべつにその日のできごとを網羅しなくてもいいんだよな!」と気付いたことだったりする。著者の意図していないであろうディテールに感じ入ることもまた醍醐味か。
「占い」について考える。それが真実かどうかより、真実かどうかわからないのに何千年も前から今まで続いていることに興味がある。さらに言うとそういうものを信じる人の心にいちばん関心がある。どこから手をつければいいのか皆目見当もつかないが、手の届く範囲から勉強してみたい。
目に見えないものに過剰に入れ込むのは避けたいが、頭ごなしに否定するのもちがう気がする。
東さんだってこう言ってるし。
しかしこういう主張は加減がむずかしい。歩み寄ろうとすることはおれのよいところでもあり悪いところでもある。まあぼちぼちやっていく。
- 作者: 佐久間裕美子,伊藤総研
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