続・ブログについて
このエントリーの続き。前回はふわっとしたことを言って終わらせてしまったが、それは僕の悪いくせで、今回は具体的にブログ更新を続ける方法論を探ろうという意志がある。今までのワイとはちがうんや。
「型」をつくれ、とは言うけれど…
ずっと引っかかっていた、しもつくんのエントリー。
「きっちりとした型をつくり、そこに当てはめて流し込んでいく」
なるほどな〜、と感心したが、「型」そのものは自分で見つけないといけない。「続いている人のブログを読んで研究する」というアドバイスはあるが、もう何年も、好きで定期的にチェックしているブログなんてない。今からそれを探して研究して…とかいう手順を踏んで、いったい俺はいつになったら「型」を見つけられるんだ?課金してもすぐに手に入らない、というか課金のしようもない!現実はあまりにも無慈悲。
(「型」と聞いて思い浮かんだシーン。『SOUL CATCHERS』第8巻 「op.59 虹を待つ人」より)
とりあえずやってみた
などとうだうだしている間もずっと「9月はまめにブログを更新したい」という気持ちはくすぶり続けていたので、仕方なく「とりあえずやってみる」メソッドを発動(それが冒頭に挙げた前回の記事)。
「とりあえずやってみろ」的な物言いはあまり好きではなく、それはとりあえずやってみても何にもならなかった経験がけっこうあるから。あと、とりあえずやってみるより、それを維持する方が難しいと知ってしまったから。無邪気さドリブンではなかなか動けない。でも、今回はちょっとよかった。奇跡的に、ブログ更新の「型」へのヒントを見出すことができた。たまにこういうことがあると、正しいように思えちゃうからイヤ。イヤっていうのもなんかちがうけど。
余談だが、何にもならなかったのは単純に試行回数が足りなかったからなんだろうなあ、と歳をとった今は思う。100回くらいやれば1回くらいは何かがある。世の中には、3回目で引き当てる人もいれば、1000回やってもダメな人もいるだろうし、自分がどうかはまた別の話だけど。運がないと思うなら、数は大事。
ノンストップ・ライティング
アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール
- 作者: 読書猿
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2017/01/22
- メディア: 単行本
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古今東西の発想法を紹介したこの本で紹介されていた「ノンストップ・ライティング」が好きで、たまにやっていた。簡単に説明すると、「15分間、ひたすら頭に浮かんだものをノートに書く、あるいはテキストエディターに打ち込む。意味が通るかどうかや誤字などは気にせず、出力したものを消してはいけない」というもの。
前回の記事を投稿したあとも「どうしたもんかな〜」と考えていたとき、急にこの手法を転用すればいいのでは、と閃いた。というか、前回の記事の書き方、これだったじゃん!
これなら、自分の書きたい、お役立ち情報や商品レビューなどではないものを、継続的に投稿できそうだぞ。
「型」できました
「ノンストップ・ライティング」を忠実に実行すると、意味のわからない文章ができてしまう。それが悪いとは言わないけれど、今回のゴールとは違うので、その辺はアレンジ。暫定的ではあるが、以下のような「型」でやっていく。
- テーマを決める
- それについて考えたこと、そこから連想したことをできるだけ捨てずに書く
- すぐに結論を出そうとしない、むしろ積極的に逡巡してゆけ
- 1エントリーで終わらせようとしない
また、これを継続していくためのルールも合わせて決めておきたい。「型」ではなく、「心がけ」の話。
- 同じ話をしても気にしない
- 自分より優れている人に遠慮しない
- あまり時間をかけすぎない
よっしゃ、いいぞ。だが、ひとつ足りないものがある。
- 型やルールを破ってもいい
はい、完璧。
もしかしたらアレだな〜、これはなっちゃうかも知れないな〜、アルファブロガーってヤツに。