あっ この感じは覚えていたい

いま読むべき唯一のブログ

11月17日(木)

この2週間くらい、いくつかの締切が重なって、すっかり生活のリズムが狂ってしまった。17時を過ぎても「よっしゃ〜、今日まだあと8時間くらい作業できるぞ」みたいな気持ちになってしまってよくない。さばいていくスキルが足りてない。甘えもある。それはさておき、夜遅いほうが捗るのは間違いなくて、過剰な早起き礼賛に屈したくない。まあ、もういい歳なので、それぞれによさがあることは知っていて、うまく使い分けていきたい。

そう、自分はもういい歳なのだ。ちょうどあと1ヶ月で33になる。大学出たての頃とかはたぶん漠然と、28で結婚して、30で子どもができて、家を買って…なんてことを思っていた。でもそれは計画でもなんでもない借り物のイメージで、現状、全然そんな風にはなってない。独身・実家暮らしというのが現在のステータスで、めちゃくちゃ稼いでるわけでも、バリバリ働いているというわけでもない。でも別に全然気にしてないし、いつからだろう、気付いたら年齢に起因する焦りというのが、自分からほとんど消えていた(まあ、ただの諦めかも知れないけれど)。

だいたい、若い/若くないという評価が相対的なものでしかない。30過ぎたらもう若くない、という考え方がある一方で、例えば明日もし自分が死んだら、絶対にみんな「まだ若いのに」って言うだろう。葬式のときは、60くらいまでは「まだ若い」扱いになる気がする。所詮その程度のふわっとした概念に振り回されたり、誰かが勝手に用意したモノサシのひとつでしかない数字に一喜一憂するのは本当に意味がない。

世間のイメージというものがあるならそれは自分には1ミリも関係のないことだし、個人的な思い込みだったら多少無理をしてでも捨てないといけない。実際に言ってくる隣人は殴る。そして、死なないで、生き続けて、いくつになっても自由にやりたいことをやる。やっていくしかない、とまでは言えないし、それぞれ好きなようにすればいいと思うけど、自分はやっていく方を選んでいきたい。例えば、ついに明日リリースされる新作ゲームとかをね。