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ここに雨を降らしてよ

いま読むべき唯一のブログ

土曜のこと

となりのテーブルに座っていた大人の男女とふたりの幼い子ども。なんとなく、家族としての親密な空気がないような気がした。男性が女性に「こないだストレイト・アウタ・コンプトンを観たんだけどさあ」などと言っているのを聞いた瞬間、ふと閃いた。この人たちは夫婦ではなく、子どもたちもそれぞれもう一人の親は今ここにいない人なんじゃないか。毎日同じ家で暮らしていたら、こんな風に最近見た映画の話をするだろうか。どちらかというと、久しぶりに会った友だちとの会話で出てきそうな言葉だ。もちろん、この想像が当たってるかどうかは分からないし、実際どうであれ良いとも悪いとも思わないし、というかそもそも赤の他人だし。でも、そう考えてしまった瞬間、変に気になって、それぞれの背景についていろんな想像をしてしまった。

関西から遊びに来た友人と散々飲んだ挙句に途中で合流した別の友人宅に泊めてもらい完全に二日酔いで昼までダラダラしたのち梅雨の晴れ間のジメッとした空気の中で強烈な日差しを浴びながら向かったタイ料理店でのできごとだった。終電を無視して飲むことも友人の家に泊まることも二日酔いも昼までダラダラすることもジメッとした空気も強烈な日差しもすべてが最近の自分の生活になかった要素で、それらにあてられてどこかおかしくなっていたのかも知れない。スチャダラパーの言葉を借りるならば「夏のせい」だろうか。別にスチャダラパーじゃなくてもいいか。

5th WHEEL 2 the COACH

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