初詣に行った
そう言えば、今年は SNS に「あけましておめでとう」的なことを言ってない。だから何ってことはないんだけど。「インターネットとの距離感」というのは自分にとってここ数年の大きなテーマ、もしくは呪いで、未だに全然正解がわからない。
という話とはあんまり関係なくて、初詣に行った。
初詣と言えば、メルヘンのサンドイッチ。
電車に乗り、バスに乗り、歩き、たどり着いたのは川越氷川神社。
ここに来るのは初めて。通っていた大学がこのあたりにあったので川越になじみがないわけではないのだけれど、川越氷川神社は駅からはかなり離れているので行く機会がなかった。
昔から縁結びの神さまとして信仰を集めていたそうで、駅で見かけるポスターなどでも「運命の赤い糸」をモチーフにしている。でも鯛を推している理由はよくわからない。まあ、ここは単純にダジャレなんだろうけど。「めで鯛」みたいなおみくじもあった気がする。
いやにきれいなストーブは、どうやらレンタル品のよう。
人形流しは『かまいたちの夜2』でしか見たことがなかった。川底が白くてきれい。ちゃんと「祓えたまい 清めたまえ」と唱えながら流した。これでもう今年の私は最強。
- 出版社/メーカー: チュンソフト
- 発売日: 2002/07/18
- メディア: Video Game
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
冒頭の鳥居の写真の看板に書いてあるのがちょっと見えるけど、三が日の決まった時間に「福銭撒き」というイベントがあり、たまたまタイミングが合ったので参加してみた。巫女さんやひょっとこの人が持っているのが「福銭」みたい。写真は、宮司の方が福銭についての説明をしているところ。福銭を得た者は1年間幸せに過ごせる、もし複数手に入れたら周りの人に分けろ、なぜなら「福を分ける」というのは徳を積むことになるから、つかむ時はジャンプしたりせず周りに気を使え…というような注意事項を経て始まった福銭撒き、結局みんな熱くなってて、宮司さんが途中で一度ストップさせてた。みんなめっちゃ手を上げて、落ち着いてる風なんだけど内心絶対手に入れるぞ的な雰囲気。よく思うんだけど、お寺や神社でこういう、ある意味欲丸出しな行為を取るのは、いい・悪いとかではなくて、仏教やら神道の立場から見て許されているんだろうか。
行列がすごかったのでお参りはせず、神社を後にした。
風は強いもののいい天気だったので、小江戸っぽい街並みを楽しみながら徐々に駅に向かい、最終的にビールに辿り着く。年が明けても、歳を重ねても、何があっても昼に飲むビールはうまい。ソーセージもおいしかった。
別のお店でなんかおいしそうな団子とまたビール。SNS みたいな撮り方をしてしまった。川越と言えばコエドビールと紫芋で、この団子も(たぶん)紫芋。バター醤油やら味噌田楽やらきなこやら、いろんな味付けがあった。写真の団子はバター醤油。団子がほんのり甘いのがグッド。さっきソーセージを食べながら飲んだビールとここで買ったビール、たぶん量も種類も同じなんだけど、こっちのほうが150円安かったので、もしまた川越に行くことがあればここで飲んでいきたい。しかし、「ソーセージを食べながらビールを飲む」という体験はさっきの店でしかできない(ってことは本当はもちろんないけど)ことであり、そのために多く支払うと考えればそれは少しも理不尽なことではないのだ、とか思ったけどそんなことはどうでもいい。
COEDO コエドビール 333ml × 6本 飲み比べセット (伽羅2:瑠璃1:紅赤1:白1:漆黒1)
- 出版社/メーカー: コエドビール
- メディア:
- この商品を含むブログを見る