あっ この感じは覚えていたい

いま読むべき唯一のブログ

京都と大阪に行った その2

スプラトゥーンがちょっと落ち着いたと思ったら今度はファイアーエムブレムifに夢中になってしまい、前回から間隔があいてしまった。

ちなみにファイアーエムブレムifはダウンロード版を買って、暗夜王国を選択しました。好きなキャラクターはベルカです。よろしくお願いします。

osicoman.hatenablog.com

2日目。カプセルホテルを出て、コインランドリーを目指す。

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「旅先でコインランドリーに行く」ことに憧れがあったのでやってみたんだけど、2泊3日の旅行ではあんまり意味なかった。コインランドリーを利用するのがひさしぶりだったので、いきなり乾燥機にかけたり、洗剤と間違えて柔軟剤を買ったり地味なボケを連発してしまったんだけど、たまたまそこを管理していると思われるおばちゃんが掃除に来て、そのことを話したら笑ってくれたのでオッケー。おばちゃん、当分ここにいるし洗濯しといてあげるから出かけてもいいよ、と言ってくれたのでお言葉に甘えて朝ごはんを食べに。なんか京都っぽいものを…と考えたけど、何も思いつかなかったのでドトールへ。ドトールはどこにいてもドトール

約束の時間にコインランドリーに戻り、おばちゃんに礼を言い、荷物をまとめて、さあどうする。この日は14時から大阪で予定があったんだけど、このときは11時半くらいで、微妙に時間がある。どうしたもんかな〜と考えて、ずっと前から興味のあった安井金比羅宮に行ってみた。ちゃんとしたウェブサイトがあるんですね。

www.yasui-konpiragu.or.jp

安井金比羅宮は「縁切り神社」として有名だそうで(検索したらそれっぽいページがたくさん出てきます)、絵馬がヤバいとのことでいつか行ってみたいなーと思っていたんだけど、あんまり友達と来るような場所でもないし…と思ってなかなか行けなかったのだった。でもひとりなら行ける!ひとり最高!

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この穴をくぐると悪縁を断ち切り良縁を呼び込むことができます。詳細は http://www.yasui-konpiragu.or.jp/stone/ をご確認ください。僕が行ったときは15人くらい並んでいた。二人組くらいの女性が多かったけど、気にせず並んでくぐった。割とこういうのは平気なタイプである。

続いて絵馬たちを見に行く。あんまりほめられた行動ではないようにも思うけど。かつてどこかのサイトで見たとおり、本当にネガティブな願いがたくさんあってびっくりした。「彼がちゃんと離婚できて私と結婚できますように」とか、「上司クビになれ」とか、「あの会社つぶれろ」とか。ほぼすべての絵馬に、対象がフルネームで書かれていて感心してしまった。このご時世、Facebook とかで検索したらふつうにいるだろうし、その人はこんなところに自分の名前が書かれているとは微塵も思わずに、めっちゃ笑顔なプロフィール画像だったりするんだろうな。中には「病気がよくなりますように」とか「後ろ向きな性格を断ち切れますように」とか前向きなものもあった。そうか、縁を切る対象はなんでもいいんだ。自分だったら何と縁を切りたいだろうか、考えてみたけど何も出てこなかった。面倒な人間関係とか、今はないし。学校に通っているわけでもないし、そういうのはある程度能動的にコントロールできるのが大人のいいところ。

おみくじがあったので引く。男は黙って縁みくじ!縁みくじでないふつうのおみくじもとなりにあった気がする。筒を振って穴から出てきた棒に書かれた番号を巫女さんに伝えるシステム。

結果は大吉。ここ数年、おみくじで大吉を引きがち。なんなんだ。周囲からの助言ですべてうまくいく、新しい物事にチャレンジしてみろ、とのこと。愛情運は「確かな絆が結ばれるでしょう」だそうで。頼む…。

お守りも買った。心機一転するぞ!

そんな感じで安井金比羅宮を堪能したひろしが次に向かった先は京橋であった。山田さんこんにちは。

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「とよ」とかいうヤバい居酒屋へ。

tabelog.com

「居酒屋」っていうか、なんか路上に勝手に店を出したみたいな感じで、客のいる場所はあまり撮ってなかったけど、どう見ても歩道にテントを立ててテーブルを置いたみたいになってる。なんで営業できているのか完全に謎。開店を待つ間、道路の反対側に並んで待つんだけど、けっこう交通量が多い。車が通ったときにお店の人が「あたまさげてー!」って言うから、例えばトラックの荷台に積まれた何かがぶつかるとかそういうことなのかな、って思ったんだけど、そうではなくて「すいません」的な意味だった。「次また怒られたらもうおしまいだよ〜」とか言っていたとかいないとか。

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誰にも聞かなかったけど、スタッフのみなさんのTシャツがよくわからない。

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飲み物は勝手に持っていくスタイル。お店の人がチェックするので空の瓶は置いておきましょう。ウーロン茶はたしか150円で飲み放題。

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なんか、暗くなってしまったが酔っていたのでしょうがない。驚きの量と味に、かつてこの地が「天下の台所」と呼ばれたことを思い出し、刻まれた歴史に思いを馳せる。知らんけど。

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instagram にアップした写真のほうがおいしそうだった。ウデマエ…。

マグロのほほ肉を焼くおじさん。

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おじさん、僕がカメラを向けたらノリノリでポーズを撮ってくれて、そしたらその様子を見ていた周りのお客さんたちも写真を撮り始めて、一瞬ちょっと変な空気になった。

フェンスの向こうは墓地で、全然意味がわからない。墓を眺めながら酒を飲むなんて、葬式のあとだってそんなことしないよ、という感じ。新鮮な体験である。故人が酒好きだったら、墓参りのときに缶ビール1本飲んだりとかはするかも知れないけど。

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「とよ」、よくわかんないけど最高としか言いようがない。最近たまに上野や赤羽の立ち飲み屋に行くんだけど、全然ヴァイヴスがちがう。かと言ってたぶん大阪の飲み屋がみんなあんな雰囲気ってこともないと思う。なんなんだろうな。

それから喫茶店で軽くお茶をして、友人たちと別れてひとりでなんば Hatch へ。GRAPEVINE のライブがあるのだ。そもそもこの旅行のメインイベントはそれなんだけど、1枚も写真を撮ってないし、あんまり覚えてもいない。田中の MC がごきげんだったのと、「ここに雨を降らしてよ」の歌でボロボロ泣いた記憶があるんだけど、単に変なテンションだったんだろうなと思う。でも変なテンションでライブを観るのもたまにはいいものですね。

ライブのあとは急いで京都に戻ってべつの友だちと合流。おいしいラーメン屋に連れてってもらう。おいしかった。まあ、だいたい何を食べてもおいしいって言っちゃう。

友だちの家では、力尽きて早々に寝てしまったのが悔やまれる。いつも目一杯予定を詰め込んでしまうのは悪い癖なんだけど。

またしてもつづく。